59期卒業発表を控えたこの2月は、
稽古場の雪かきから1日が始まりました。
童心に返ってドッジボール、普段からこどものまま? |
6日~7日は、北海道阿寒アイヌシアターイコロから4名の方々を迎えて
アイヌ民族の歴史と暮らしのお話や、古式舞踊を教わりました。
剣の舞 |
剣の舞 |
ポロリムセ |
その中には、35年前にもわらび座に踊りを教えてくださった方がいらっしゃいました。
「あらぐさの花たち」という作品の中にアイヌ舞踊を取り上げることになり、
数名が取材に訪れ、「弓の舞」を教わっていました。
「私もまだ20代だったが、わらび座の人たちも夕方から朝の5時まで踊り続けても
根をあげなかった、さすが!と思った」と、当時を振り返って話されていました。
「あらぐさの花たち」は「アイヌネノアンアイヌ(人間らしい人間)」ということばを
テーマに、自然を敬いながら心豊かに生きるアイヌの人々に伝わる踊りや音楽を
舞台化したものでしたが、今の時代にこそ、その心が大切なのではと改めて
思わされたひとときでした。
踊りは、男性が「剣の舞」、女性は「農作業の踊り」、全員で「リムセ(輪)」を。
腰をしっかりさせて上半身の力を抜いてと、手取り足取り丁寧に教えてくださいました。
8月下旬からは「松浦武四郎-カイ 大地との約束」が始まります。
16日は、59期出張アトラクション。
11月に行った「秋田県保護司連盟」でのミニステージが好評で、
1月の湯沢に続いて3回目の出演でした。
演目は「豊年こいこい」、「小野小町の歌」、「花輪囃子」など
20分の短いステージですが、精一杯の踊りと太鼓、そして笑顔に
会場の皆さんの顔も思わずほころんでいました。
出番待ち |
そして、いよいよ24日(土)と26日(月)は卒業発表会!
必死で取り組んでいます。
演目は「おらの話っこ聴いてけれ~語りと舞によるばあちゃん達の物語」
戦争を生き抜いて来た4人のばあちゃんが、子どものころのこと、
大切な人との出会いと別れ、若い人たちに伝えたいことを存分に語ります。
語りの部分は研究生それぞれの創作で、全部演じれば3時間にならんとする
大作ですが、今回は1時間にまとめました。
先週末の初めての通し稽古から。
田の神様との約束 |
子どもの踊り |
おらの名前はよ・・・ |
大切な人との別れを |
若い人はええなあ・・・ |
2月18日には、61期の入所試験を行いました。
3月11日が61期の最終試験になります。
ぜひ、お問い合わせください。