新しい年が明け、しばらくは穏やかな雪景色でしたが、
一転、2年ぶりの大雪になりました。
東京では何と1970年以来、48年ぶりだとか?!
(そんななか九州まで出かけたKINJIRO!チームの奮闘に拍手!!)
新年早々、2年生(59期)は顔見世公演でわらび劇場初舞台に臨み、
先輩達と並んで緊張しながらも3日間の舞台をやり遂げました。
10日に第3期開講、
翌日から2日間は、6月にも行った「ケイ・タケイダンスレッスン」
今回は、ブッダ、シンドバッド、KINJIRO!のメンバーも含めて18名が参加。
39期、41期、44期、54期、56期、57期そして59期、60期。
みんな研究生時代にケイ先生のレッスンを受けて大きな刺激を受けて
育ったメンバーです。
先生のエネルギッシュな声と動きに合わせて、
基本レッスンから即興、創作へと挑んでいくメンバーを見ながら、
養成所の歴史を振り返りつつ、感慨深いものがありました。
今回もケイ先生振り付けの「一本松」を踊ることができました。
3.11の象徴として知られている一本松をテーマに、
羽根をもがれた鳥の姿を通して、
津波に耐えて大地にしっかりと立ち続けようとする
一本松の内面を身体で表現します。
先ずは、しっかりと存在(立つ)すること、
実はこれが一番難しく、身体(インナーマッスル)の確かさに加えて、
内的な表現が求められます。
シンプルな表現の中にとても大事な要素が詰まっており、
ケイ先生の舞踊哲学を学べた踊りでした。
2年生の卒業発表は、2月24日(土)、2月26日の2回に分けて行います。
あと1ヶ月となりましたが、2年間の様々な体験を土台に、
想像すること、考えぬくこと を徹底した稽古を積み上げていきます。
1年生はひたすら、基本訓練、一歩、いっぽです。
土台をしっかり作ること。とにかくこれが大事。
まだしばらく寒波が続きそうです。
雪を溶かす熱を持って春を迎えましょう。
61期入所試験は、2月18日、3月11日に行います。