わらび座オンラインショップ

2016年12月22日木曜日

みんなの夢の木。

「風の又三郎」チーム、きのう神戸で年内ラスト公演を終え、一路秋田に向かっております。
それぞれ毎日の舞台を丁寧に全力で創ってきました。
今回は梓紀ちゃんにある一日、ある一回の公演を迎えるまでのことを書いてもらいました。

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皆さんこんにちは!
一郎役古関梓紀です。
先日、この1年の中でも特別濃厚で熱い公演をさせて頂きました。
12月11日(日)夢の木15周年記念文化事業 「風の又三郎」志賀公演実行委員会様に主催して頂きました。この公演が決まり実施に至るまで、数々のドラマチックな偶然と出会いと地域との繋がりのながありました。そしてこの公演で1番情熱的で無くてはならない存在だったのが、非営利団体「夢の木」の皆さんです。夢の木には精神障害をもつ皆さんが入所されています。ここにいるみんなは傷付けられ、傷を負い、青春を奪われ、光など浴びたことのない人たちばかり、そんな子達にもスポットライトを当ててやりたい。こんな自分たちでもステージに立つことができるという事を味あわせてやりたい。そんな副島(そえじま)理事長の想いもあり、舞台終了後にステージ上で地元の小学生と夢の木さん、わらび座のメンバーでbelieveという歌を歌うことになりました。

11月にはこのbelieveに手話をつけて歌うために古関・黒木・片村の3人でWSもして来ました。小松小学校で6時間目の授業として夢の木さん、6年生のみんなで一緒に歌い本番に向けて準備をして来ました。
今の時代、精神障害者が小学校へ入ることを許可され子供達と時間を共にすることが出来るなんて戦後初等教育並びに地域精神医療福祉に画期的な一線を画する奇跡なのだと。
それから1ヶ月、初めてのチケット販売から準備等奔走され満員になる程のお客様を集めて下さいました。

私は2月にチームの誰よりも早く副島理事長はじめ実行委員会の皆様に秋田でご挨拶させて頂き、11月のWS、12月の本番まで待ち遠しくこの公演で何が出来るのか、この町にどんな風を起こせるのか考えて来ました。
舞台という仕事は、お腹を満たすことも、お財布を満たすことも出来ないけど生きるために必要な心や五感を刺激し満たすことができるそう信じて舞台に立ってます。終演後に握手した夢の木の皆さんの顔つきが全然違ったこと、言葉を交わせば交わすほど目の色が温かくなること、そんな変化がとても嬉しく演劇や舞台のもつ力を再発見することができました。
また、ご来場のお礼に回っていた夢の木八田様より、「ほんまに良かった」「感動して泣けた」「元気を貰った」「秋田に行ってみたい」「太鼓に圧倒さらた」「直ぐにでも、もう一回観たい」「わらび座のファンになった」「(私から)声をかけて貰って良かった」「皆んなのビリーヴの歌声に泣けた」などなど、この地域で大きな感動が渦巻いています。今は心地良い疲労感に浸っていますと、とても嬉しい報告も頂きました。
そして、本公演で発生した収益金は熊本震災復興の為全額寄付されるそうです。

皆さんと一緒に舞台を作り上げられたことを誇りに思います。また会える日を心より楽しみにしています。"I Believe in future  信じてる"

♪みんなでbelieveを歌う様子
♪終演後のロビーで

♪交流会の最後にみんなで

こちらから、舞台当日や交流会での様子も見られます。是非、ご覧ください!