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2013年10月5日土曜日

恒例の稲刈り実習

 
あっという間に10月、朝夕の冷え込みが厳しくなってきましたが、夏のあの暑さから
開放されてウォームアップのランニングにはちょうどよい季節です。
昨日は栗を拾いながらのランニングに心も身体もリラックスでした。

授業の内容も中身が濃くなり、それぞれの課題への向かい方が日々問われています。

そんな中、10月1日には稲刈り実習を行いました。
春に植えた苗が大きく成長し、天候不順で心配された作柄もこのあたりは
平年並みになるだろうとの予測です。

朝8時に自転車で30分の雲雀さんの田んぼに到着、早速作業を始めました。

機械で刈ったらすぐに終わる1枚の田んぼを若者たち6人と、父さん、お兄ちゃん
(と言っても1歳5ヶ月になる女の子の父さん)の8人で一株、一株手刈り。
大勢で稲刈りをする光景は最近ではほとんど見られなくなったので懐かしさが
よみがえってきます。


刈った稲は、はさ架けできるようにわらで縛るのですがこれがなかなか難しい。
父さんたちの慣れた手つきに長い年月で刻み込まれた技のすごさを垣間見る
思いでした。

幸いお天気もよく、最後に天日干しのために父さんがいつの間にか組み立てた
稲木に刈り取った稲を架けて終了。

春にもいただいたお餅をたらふく食べて無事帰って来ました。

ちょうど今、日本の踊りに特徴的な労働作業の基本を習得している最中ですが、
一つひとつの作業にどんな思いが詰まっているのかを直接肌で感じることのできた
一日でした。

翌日は、わらび劇場で「ベトナムアンサンブルコンサート」を観劇。
お世話になった雲雀さんの母さんも観に来てくれ、ベトナムの長い歴史と
伝統の中で育まれ、引き継がれている民族音楽のすばらしさを堪能し、
思いを共有できたひとときでした。


来週末は薬師岳・和賀岳紅葉登山です。

遊んでばかりいるように感じられるかもしれませんが、ちゃんと勉強をしていますので
ご心配なく。