今日は今年度のゴーシュチームでは初の一般公演でした。
岩手県紫波町のラ・フランス温泉館ホテルゆらら１５周年記念での公演。このラ・フランス温泉館さんから５００ｍほどの所に「セロ弾きのゴーシュ」のモデルとなったと言われている藤原嘉藤治さんの家があり、その縁もあって今回の上演となりました。
終演後のロビーでは、涙されているお客様もいて、大人の方々の鑑賞にも充分に応えられる作品との実感を持てました。客席でアンケートに感想を書き込むお客様もかなり多く、なかなかロビーに出て来られない姿も嬉しい手応えでした。
中には地元でゴーシュ公演を取り組みたいと思って下さった方々もいて「今は実現できるかわからないが、実現させるために様々な働きかけをやって行きたい。それだけの価値のある舞台です」と熱く語って下さいました。
嘉藤治さんの息子さんの奥様も観に来て下さり「嘉藤治も喜んでいると思います」と。藤原嘉藤治さんはゴーシュのモデルになっただけではなく、宮沢賢治没後に賢治作品を世に広めるために尽力された方でもあります。
素晴らしい出会いと熱い公演を主催して下さった、ラ・フランス温泉館の皆様ありがとうございました。