わらび座オンラインショップ

2012年6月7日木曜日

岩手県三陸中学校公演

こんにちは! 久しぶりのつよしです! 皆様、ご無沙汰してしまいごめんなさい!久し振りなので張り切って行きま〜す!

 6月4日から始まった今回の支援公演、今日で4日目を迎えました。
 毎日、毎日 熱い交流を中学生や先生方、それに一緒に鑑賞して下さる、地域の方々と持っています。体育館の気温も高いが、演奏の熱度も高い!
 いや〜熱くならざるを得ない公演ですね!

 陸前高田、大船渡、そして今日は大槌町。何処の中学生も元気、元気! 毎日、公演が終わると皆で出口に行って生徒全員と握手をするのですが、1人1人の瞳がキレイな事!握手してくれる手も力強くて組合長としては負けるもんかと握り返してしまい時々反省しています。

 陸前高田、大槌町は去年の4月に岩手生協さんと一緒に支援活動の傍ら、コンサートをさせて頂いた街でとっても思い出のある街です。
 さて、一年経って街はどうなっているんだろうと思っていたのですが、陸前高田は瓦礫が無くなって、一面更地のような景色が続いていました。この写真は陸前高田で泊まった民宿の近くの港です。津波を被った杉の木が立ち枯れしていて、港には漁具がきちんと整理されて置いてあるのが印象的でした。
 



 こちらは、大船渡の仮設住宅です。公演させて頂いた中学校のすぐ側にある野球場が住宅地になっています。写真の右上の方には海が見えるのですが見ずらい方は拡大してみて下さい。
 団地の様に建っている様は壮観ですが、早く自分の家に戻りたいだろうなと思うと胸が痛くなって来ました。
 


 さて、毎日熱い公演を続けて居ますが、やはり東北、岩手県!
 わらび座をご存知の方々が多い!先生方始め、宿泊する宿の方々も おお!わらび座か!って喜んで迎えてくれて、嬉しいです。中にはお菓子の差し入れまで下さいます。
 カモメの玉子とみそクッキーです。どちらも美味しく頂いております。ありがとうございました!


今日行った、大槌町は先月、わらび座に虎舞いが ”復興と伝統芸能” というフォーラムの講師として来て下さった街でした。ここも、響のメンバーが演奏に訪れていたので、色んな意味で思い入れの強い街です。
 体育館の袖幕や大黒幕は寒かった震災の時の避難場所だったので、避難して来て方々の暖をとる為に切って毛布代わりに使ったそうです。今日も短くなった袖幕や大黒幕がそのまま残っている体育館の公演でした。

 早いもので、もう4日が過ぎてしまい、まず第一回目の三陸公演は明日で一段落。次は6月の末に、宮古市にお邪魔することになっています。
 とびっきりの舞台を届けます。宮古の中学生の皆!待っていてね! 

 では、また! つよしでした!