先日はゴーシュ月チーム、滋賀県守山市の小学校で二回公演してきました!
開演前の先生の諸注意やあいさつが始まったなーと、体育館のステージ脇で待機していた時の事です。
先生 「先生は昔、30年位前やったかな・・わらび座に入ったことがあります。」
子供達 「えーー!?」
私達 (えー!?)
先生 「30年前に、先生は、2日間わらび座に入って太鼓を教わりました」
子供達 「えー!!」
私達 「へー!!」
そんな導入から、私達の乗ってきた車が秋田ナンバーで驚いた話から、宮澤賢治のことまで、丁寧に子供達にお話くださっていました。
私達も、びっくりやら嬉しいやら。開演前から温かい気持ちになりました。
そんな先生のいらっしゃる学校の子供達ですから、舞台もノリノリ!
体育館の子供達の熱気も合わせて、身も心も熱くのぼせてしまった柴田くん。
まだ開演して間もない三毛猫の出の前に、
「鼻血がぁ!!!」
鼻血をすすりながら、舞台をやっていたそうです。
私もゴーシュのいっちゃんも全然気付かずでしたけど(笑)
連日の体育館。まだ6月になってないというのに、暑い!!!
滋賀も暑かったですが、愛媛に戻ってきて、新居浜はもっと暑いなあと実感・・・。
そんな連日の公演、新居浜の小学校も、日々珍事件が起こっております。
先日は、体育館の天井に鳥の巣があって、会場に入った時から2羽のモズらしき鳥がしきりに鳴き声を上げながら飛び回っていました。
担当の先生も「あらー、鳥やね~」と言いながらも授業に行ってしまわれたので、
仕込みをしながら、「これはまずい・・・」
3人で何とか鳥を外に出そうと窓を開け放ち、上手いこと2羽のモズは外へ飛び立っていきました。
・・・・と思ったら、まだ鳥らしき鳴き声が・・・!!?
なんと天井に出来ていた巣には可愛いヒナたちが!!!
可愛い鳴き声で、ずーっと鳴いています。
さっき飛び立った親鳥らしきモズはきっと、ヒナ達にやる餌を求めて出て行ったですね、きっと。
そんな、微笑ましい気持ちに一瞬なって、
「いやいや、このままヒナ達が鳴きつづけたら、舞台はどうなる!!」
と我に返り、でもなすすべもなく、開演時間に・・・。
ヒナ達の鳴き声は、本番中もつづき、ゴーシュの家や楽団の練習場が、まるで森の中にあるような、錯覚に陥りました。
有り難いことに観てくれた子供達は、ヒナに気を取られることなく、舞台をしっかり観てくれてほっとしました。
こんなことも慣れているのかな?
恐るべし新居浜児童!
それにしてもヒナの鳴き声が、BGMのように舞台に自然と溶け込んでいて、不思議な感覚でしたー。
今もまだ、あの小学校の体育館の天井にヒナがいるのかなぁ。
もう飛び立ったかなぁ・・・。
なんて思いながらももう新居浜の小学校の公演も終わりが見えてきました。
あと2校で終わりです。
今日は、新居浜の文化センターの大ホールで小学校4校合同750人の子供達に公演してきました。
久々の広ーいホール。でも遠くの席の子達までみんな子供達はノリっノリ!
手拍子出るわアンコール出るわの大盛り上がりでした。
複数の小学校の合同の公演だと子供達固まったり緊張したりするものですが、会場が一つになって、最初からテンション高く最後まで楽しんで観てくれたみたいです。
私達も久々のホール公演、とにかくクーラーのある会場は有り難かったなー!
それにしても今日は朝10時公演だったので片付けが終わるのも大分早かった!!
というのも、強力な助っ人が来てくれたんです!
終わって会場の正面にある有名な美味しいおそば屋さんでお昼ご飯♪
とろろ蕎麦を頼んだのですが、蕎麦にとろろをかけることはあったけど、とろろにそばを付けて食べるのは、初めてでした。
公演後の熱くなった体にとろろと蕎麦が優しくて、とても美味しかったです。
食べ終わって「はい、チーズ!」
ん?右後ろに写っているこの子は誰だ??
はい!今日は坊っちゃん劇場の休演日!
久々の広いホールで急遽、手が足りないとSOS出したら、坊っちゃん劇場の音響の松岡さんと、今「幕末ガール」に出演している、わらび座の鳥潟知沙さんが応援に来てくれました。
音響の勝間田さんも一緒に「萩の茶屋」でランチ♪
松岡さん、知沙、今日はお手伝いありがとう!!!
そして、今日まで音響の応援で付いて下さっていた勝間田さん。
音響だけじゃなく、照明、舞台監督のサポートまで幅広く、本当にお世話になりました!!!
明日からはまた3人チームにもどるので、寂しくなるなあ・・。
さて、一昨日は私達、坊っちゃん劇場へ行ってきました。
「幕末ガール」
とっても素晴らしかった~!!!
元気と刺激をたっぷり頂いたから、私達もまだまだ体育館の暑さには負けないわよ!!
明日も公演がんばりまーす♪