福山市内にある「さんさん作業所」が主催の公演でした。公演前日、作業所の皆さんと交流会!
作業所の皆さんから私達に質問コーナーも。
>作業所の皆さんからは、作業所での仕事内容など教えてもらいました。
すっかり打ち解けて綾さんも弾けちゃってます(笑)
この後みんなで、翌日のゴーシュの舞台の後に踊るニューソーラン節を練習しました。
ここの作業所は二年前、放火とみられる火災で建物のほとんどを焼失するという悲しい出来事に見舞われました。火災後は、市内の空き店舗に移って作業を続けていましたが、慣れ親しんだ場所での活動を望む声が多く、利用者や職員、保護者らが街頭募金活動などを展開。市民からの義援金と日本財団からの助成金を合わせ建物を再建。
昨年11月に新たなスタートをきり、今年一周年。その一周年を記念するイベントとして、私達の「ミュージカル セロ弾きのゴーシュ」を作業所の利用者の親御さんや職員さんが中心となって実行委員会を作り取り組んでくださいました!
新しい作業所の前で仲間達と「はい、ポーズ!!」
わらび座で以前照明をやっていた私の同期でしかもルームメイトでもあった藤井望さん(通称ノンコ)が、こちらの職員として働いていて、まだ作業所が消失する二年前の夏、愛媛へ私の車で行く途中、立ち寄った事もありました。

彼女から今年6月私に電話があり
ノンコ「作業所の再建記念にわらび座の公演やりたいんじゃけど・・・」←福山弁
いなほ「ゴーシュはどう?私も出てるし!」
ノンコ「ほうじゃねぇ、ゴーシュかあ、いいのう!」
そんな感じであれよあれよと話が進み・・・
でも一番の決め手はゴーシュの一番最後のナンバーの歌詞
♪人は決して一人じゃない 仲間がいるから生きてゆける
君がもらしたため息も 聞いてる人が必ずいる
この歌詞への共感が大きかったみたいです。
まさに作業所の彼らのことだと・・・。
本番は二部構成。わらび座公演が一部で、二部は作業所の仲間達のステージ。歌二曲と最後は私達わらび座3人も加わりお客さんにも呼びかけ一緒にニューソーラン節!!
ちなみに明大くんはこの日ニューューソーラン節デビュー!この日のために綾さんにしごかれ頑張ってきた明大くんも作業所の皆さんと一緒に本番、伸び伸びと踊れたようです。作業所の皆さんのキラキラした姿に温かく見守る客席。そして一緒に踊る私達。
なんだかとても素敵な時間でした。
なんとこの日はノンコさん、1日わらび座員に戻り、ゴーシュの舞台の照明をやってくれました。
何年間かのブランクを感じさせない仕事ぶりはさすが!!ありがとう!!
1日だけ4人チームのゴーシュ星班でした☆
いつも3人でやっている片付け、有り難いことにこの日は実行委員の皆さん10人以上の方が最後まで手伝ってくださり、いつもの半分の時間で終わる事ができました。
実行委員のみなさん、あれだけのセットや機材がハイエース一台に収まってしまったことに目を丸くされていました。それにしても助かりました。ありがとうございました。
そしてこの日、わざわざ愛媛や岡山など県外からも観に来てくださった皆様、予定を変更したり旅行をキャンセルしてまで観に来てくださった皆様、本当にありがとうございました!!
3人に戻ったゴーシュ星チーム、しばらく関西を回りまーす!