こちらは、林風舎の中に飾ってあった「みみずく」の絵です。
宮澤賢治の童話にはふくろうが出てきますが、賢治さんは「みみずく」が好きだったとか。
花巻市の商店街のマスコットキャラクターは、
ふくろうの「ふくちゃん」。
花巻市の鳥は「ふくろう」なんだそうです。
今回花巻に来て知ったのですが
耳みたいなのがあるのが「みみずく」
ないのが「ふくろう」らしいです。
なぜ賢治さんが、「ふくろう」ではなく「みみずく」が好きだったのか それはまだ謎です。
でもきっと「ふくろう」も好きですよね??
宮澤賢治由来の梨の木
花巻農学校で教師をしていた賢治が
「これからの時代は果樹栽培技術を向上させるには、もっと広い果樹園が必要だ」と説き、
このことを知った賢治の祖父(宮澤善治氏)が次代を担う青少年教育の為ならと七半歩の土地を無償で貸与され、
この地に立派な果樹園ができたとのこと。
時移り、学校の移転があったり、戦争があったり、都市化が進み環境も一変しましたが、
この梨の木が風雪に耐え、歴史を語るように今もなお、実を付けている・・・。
地域の人達がこの木を大切にされている様子がよくわかります。
「真鍮(しんちゅう)」という優秀な品種だそうですよ。
今にして貴重なものとのこと。
果物の「梨」が大好きな私は、思わず立ち止まってしまったのでした。
今年の梨も、もうそろそろ終わりかなぁ。
あの瑞々しさが大好きで今年も沢山美味しくいただきました♪
そして何故かここにも、やっぱり「ふくろう」と「みみずく」がいました!!
花壇も綺麗でした☆
さて、本物の「下の畑」(←次回登場します。)の傍に、
「同心屋敷」(←明治維新まで続いた、花巻の街道筋の治安維持や境界警備などをしていた同心組の人達の屋敷。)
があり、立ち寄ってみました。
そこは、地域のお母さんがボランティアで冷たいお茶などを無料で出してくれていていました。
お母さん達からお茶菓子や家の畑で採ったミニトマトやらブルーベリーなど・・・いっぱい!
美味しかったなぁ。
ついつい居心地が良くて話に花が咲き、わらび座から来たことを打ち明けると、
偶然にも「今度おもひでぽろぽろ観に行くよ!」というお母さんがいたり、
「10年位前に観たわ。」というおかあさん。
すっかりくつろいで、長居してしまいました。
この旅、賢治さんとの出会いだけじゃなく、温かい花巻の人達との出会い、ふれあいが沢山ありました。
やっぱり旅っていいなあ・・・
賢治さんに出会う旅、次回はいよいよ最終回です。
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さて、ゴーシュ星チーム、先日新潟から始まったのですが、
台風の為、富山の射水市の小学校の2回公演は延期になり、台風と追いかけっこ?しながら名古屋へ移動して無事公演し、
台風も過ぎ去って気持ちの良いお天気の中、車で11時間の移動。
いよいよ九州上陸いたしました!
今日は九州公演初日。福岡県行橋市でした。。
名古屋に居た時は、ちょっと涼しいな・・なんて思っていたけど、
今日の公演は、さすが九州。まだまだ暑いです。
体育館に元気いっぱいの約500名の子供達の熱気もプラスされ、やっぱり大汗かきましたー。
九州の体育館、侮るべからず
行橋市内の色んな小学校で5日間連続6回公演をやります。
しかも、今日は500名だけど、明日は小さな学校でなんと30人!
明日は明日でどんな子供達に出会えるのか・・・!?
とっても楽しみです♪