宮崎はあったかい!マフラーなしでいけます!
プロ野球チームが宮崎でキャンプするのもわかるわぁ。
さて、宮崎です。新富町です。
本来ならば、昨年の7月に公演する予定でした。
ご存じのとおり、県内各地に猛威をふるった口蹄疫で公演を一時見合わせることに。
中止という可能性もありましたが、なんとか公演させていただけるようになりました。
年が明け、やっと新富に行ける!と、思ったら
鳥インフルエンザ
そして、新燃岳の噴火
人間の力ではどうしようもないことがこうも立て続けに起こってしまうのです。
はたして、今の時期に私たちが行ってもいいのだろうか
空気読め!って思われるんじゃないか
と、正直ちょっと不安にも思っていました。
でも、もしかしたら、今だからこそ待ってる人がいるかも・・・
とにかく!やるならやれる限り精一杯やろう!と。
新富は新燃岳からわりと離れてはいるのですが、風向きによって灰が降る時もあります。
道の端や、車にはうっすらと灰が。
でもほら、昼過ぎの空はこんなに澄んでる!
♪ありのままに風に吹かれ おてんとうさまの光に抱かれ
咲いて 咲いて 咲いて 咲いて 命果てる日まで♪
この言葉を新富の方に聴いてもらう、
この言葉を発するのって、なんだかものすごく責任がいるなぁ
風に吹かれるって、倒れちゃうほど暴風の時だってありますから。
でもそれも含めて全部がおてんとうさまの恵みから生まれるものですから。
運命を受け入れ、生き抜く
なんて厳しいことなんだろう
でも、みんな頑張って生きてるんだよなぁ
終演後、みなさんの笑顔を見れてホッとしました。
「牛も豚も全部失ったけれど、頑張ります」
という声を聞けて、来て良かったのかな、少しはお役に立てたのかな、と。
きっと観阿弥は厳しい現実と隣り合わせで生きて、社会を支えてる人たちに笑ってほしくて、
楽しんでほしくて、再び野に戻ったんでしょうね。
新富の街中にあるのぼりや、イベントのポスターにはこう書いてあります。
「がんばろう宮崎!やっど新富!」
「やっど」はたぶん、やってやるぞ、とか、やろう、っていう意味かな。
きっと、できます。いや、やりましょう!
だってほら、「灰かぶり」と言われたシンデレラは美しく変身してハッピーエンド
花坂爺さんがまいた灰の後にはきれいな花が咲くんですから。
日向夏、めちゃめちゃ美味しかったです!
宮崎の食べ物、美味しい!
来て下さったみなさん、ありがとうございました。
またお会いしましょう!