幕開けに、農業から生まれた歌や踊り、太鼓をみていただきました。
田めになる学校。
マガンの里・宮城県大崎市。トキの郷・新潟県佐渡市。コウノトリの郷・兵庫県豊岡市の方々が主催のイベントで、田んぼの未来や、自分たちの未来を考えよう、と集まったのです。
2時間目、社会では、どうしたらマガンがすごしやすい環境になるのか。どうしたら、トキや、コウノトリが野生に帰って、自由に生きられるのか…。各市長さんが取り組みを紹介してくださいました。
3市ともに、鳥を通じて、農業の在り方や、環境について考え続けているのですね。
農薬や科学肥料を使わない。田んぼの生きものがたくさん増える。鳥たちの餌になる。美味しくて安全なお米もつくれる!!
3時間目は、3市それぞれ、こどもたちの取り組みの発表。
こどもたちは、鳥を知ることを通じて、自然の生態形を学んだり、実際田んぼ仕事をしたり、田んぼの生き物調べをして学んでいることを発表してくれました。
他の授業でも田んぼは、稲が育つ場所というだけでなく、微生物から、虫、魚やカエル、ミミズ、クモ、ヘビ、鳥たちまで、ものすごい数の命が生きていることや、その連鎖を学びました。
こどもたちも、未来に向けて、農薬を使わないのは大変なことと聞いているけど、なるべく農薬は使わないで、たくさんの生き物が暮らせるようにしてほしいなど、意見を言って、未来について考えていました。
頼もしいこどもたち!
こんな学習が、全国に広がるといいですね!
私たちも授業に参加して、ここには書ききれない内容のことを学んできました!
休憩時間に配られた、3つの市の美味しい、安全なお米のおにぎりは、自然と人間への愛情が、ぎっしりつまっていて、本当に美味しかったです☆