
僕ら役者も、終演後すぐ会場に駆けつけ、集まって頂いたみなさんと共に初日開幕を祝いました。
僕が座らせてもらったテーブルは、マタギの里がある北秋田市からいらした方々が主で、隣りの席がなんと、現役マタギの柴田さんで、同じテーブルの方に『うぉ~!熊と熊との対面だぁ~!!』と言われました(笑)。
舞台の感想を聞いてみたところ、柴田さんは『いやぁ…涙が枯れるまで泣いたでぇや~』と。
他の方々も口々に、『おもひぇがった!(訳:おもしろかった!)必ずまた観に来ます!今度は私用で☆そん時はまだ泊まるんで、夜は語り合うっスベ!』と、熱い契りを交わして下さいました。
おいしい地ビールと料理を楽しんだ後、柴田さんのマタギ装束に着替えてのお話し、質問コーナーなどを行い、僕ら山神班のアトラクションタイムへと突入していきました。

一番始めは、舞台のオープニングを飾っている『山達(やまだち)』の合唱。

続いては、我らが口利き役のわったんこと小沢瞳さんと、音楽助手でついて下さっていた、わたなべのぶこさんによる歌。
そして、鈴木裕樹君による役者紹介と続き、ドンパン節の歌と踊り、最後に会場のみなさんと一緒に、フィナーレの夫婦酒の大合唱をやり、初日祝賀パーティーは惜しまれつつも終わっていきました。

会場出口では役者たちが並び、お客様のお見送りへ。
そこでしっかりと柴田さんと握手を交わす、弥之助と熊。

…さすが現役マタギだけあり、筋肉のつき方が尋常ではありませんでした(汗)。
今日からもまだまだ舞台は続きます。
昨日みなさんからいただいたパワーを、今日からの舞台に存分に生かしていきたいと思います。
今日の秋田もアツいですよ~!!