ミュージカル「アトム」では'境界線'という言葉が印象的に使われています。
人間のマリアはロボットのアズリと出会い、恋に落ちます。
この舞台が描かれる20××年は
人間とロボットが「境界線を越える」=「愛し合う」ことは絶対に許されない時代・・・
♪ 境界線を越えそうだ
アズリとマリアが一緒に歌うこの曲がとても素敵なのです。
メロディも勿論ですが、そこに描かれている世界も素敵です。
マリアとアズリ、二人が一緒にいられる時間は本当に短いのですが、
その一瞬、互いのココロを見つめあう時が描かれています。
そして二人は間にある「境界線」を越えていきます。
「私たちに境界線なんて無かったわ・・・」
物語の終盤にマリアが言う台詞です。
私たちの身近にも様々な「境界線」があると思います。
この舞台を観ると、その一つ一つを越えていかなくては!と感じるのです。
ミュージカル「アトム」の中には様々なメッセージが隠されています。
ぜひそのメッセージを1人でも多くの方に感じとっていただけると嬉しいです。