はたしてカモメの文は鶴に届いたのか・・・
三島城内で鶴はついに鎧をつけて出陣姿。
そこにかけつけた大祝安舎と妙林。
安舎 「こらえるのた鶴。そなたの無念はわかる。だが今行けば見方の犠牲は増えるばかり」
妙林 「その通り。だいたい、そなたに戦の指揮ができるはずがない」
鶴 「わが三島水軍の戦法は、亡き兄上とクロタカにたたきこまれました」
安舎 「そなたは戦ではなく、話し合いを望んでいたはずだ」
鶴 「鶴は・・・鶴とて戦など・・・」
鶴は、一番痛いところをつかれたのだ。
鶴 「しかし和睦の申し出は、もっとも卑怯なやり方で打ち棄てられたのです。ふるさと、仲間を守らなければなりません」
妙林はどうすることもできず、鶴にすがりつく。
鶴ももう決心したこと。
鶴 「お許し下さい、母上」
硬直した状態に、水軍の一人登場。
水軍 「鶴姫様。たった今、大崎下島におりました忍の者が鶴姫様への伝言をもってまいりました」
鶴 「伝言・・・誰からなのか」
そうなのです。カモメの文が、今届いたのです。
舞台下手前に、白拍子姿のカモメが浮かび上がる。
その思いは歌になり、伝われと祈っている。
♪海よ聞いてくれ あたしの大事な願いを
今夜 姫様の船を潮にのせて運べ
ああ 満月よ 行く手照らせ 白い光で
ああ 海風よ 届けてあたしの声を
できればそばにいてあげたい 共に泣きたい
どんな時だろうと二人の心はひとつ
海よ 力を貸しておくれ
カモメ 「姫様!敵はみんな船を降りて酒を飲んでいる。今夜、敵の船は空っぽじゃ!」
カモメはあらん限りの声をふり絞って伝えているのであります。
愛媛に来て、ずいぶんと日が過ぎ、休日になると出かけることが多くなった笹岡です。
温泉はもとより、釣り(なかなか釣れない)・映画・海・山登り・ぶどう狩りと、忙しく楽しんでおります。
先日は、西条の方でお祭りがあり神輿を充分に堪能したり、また、地域の神輿(はち合わせをする)を橋の中央でぶつけるのを見たり。(大橋が揺れてました!)
はたまた、共演者の誘いで、地域の運動会に行ってまいりました。
競技は一般参加もあり、久しぶりに楽しんできました。
もちろんケガをしない様にと心がけながら・・・。
今は、インフルエンザ対策でうがい・手洗いをしながら、頑張っております。
秋田の紅葉はもうじきかな?
秋田が恋しくなってきているこの頃です。