「帆は心、かじは駆け引き、櫓は足手・・・
船もかわら(竜骨)も、わが身なりけり。」
鶴姫に水軍の心得をとくクロタカ。
「そして、海に出たら潮の満ち引きを読むこと。」
得々と説くクロタカに見とれる鶴姫。
「そんな事は、子どもの頃から父上に聞かされた。」
と言い返す、嬉し恥ずかしい鶴。
妙林「船の事よりお琴・茶の湯の稽古はしておるのか?」
気まずくなる鶴。
それをごまかし、笛を吹きだす鶴。
クロタカも笛を吹く、二重奏・・・(アー微笑ましい)
さて、役者達続々と坊っちゃん劇場へ集結。
ステージは、前作の「龍馬!」のセットが片付けられ、「鶴姫伝説」の照明の仕込み大道具、ミキサーの仕込みが始まっている。
楽屋には大量の衣装、小道具などが運ばれている。
これらは秋田からトラックに積み込み運ばれてきたのだ。
ご苦労様ですー、わらび座のスタッフの皆様。
そして、ここからがまた大変。
衣装は、一人一人、役に合わせての試着。
早着替えもあるので、細工もしなければ。
注文があるたびに増え続ける、直しの衣装。
ここで活躍の衣装部さん、毎日夜遅くまで針仕事、頭が下がります。
裏方さんは不眠不休だ。
小道具もしかり。
役者は、まだステージでは稽古が出来ないので、これまた大変。
続きは、次回へ。