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2009年5月1日金曜日

その人物はクロタカ

ジャッジャジャーン
その名は越智安成(クロタカ)。

「鶴姫様、私ともお手合わせをお願いします。」
無視する姫。
「お疲れですか?」
挑発するクロタカ。
「疲れておらぬ、こい。」
いざ、勝負。
水軍の武者より強い鶴姫は負けてしまう。
「そなた、何者!」
「お忘れですか?越智安成です。」
「クロタカか。」

幼き頃に出会っている二人、再び巡りあう。しかも凛々しき出で立ち。
鶴は顔が火照っている。クロタカは心惑わされる。
ここは一目惚れ。
しかし立場が違う・・・鶴はこんな弱気心では龍神様のお告げに応えられぬ。
二人とも複雑な心境を歌う。

ここまで第一場。


さて、秋田の稽古は、一時区切りの日。

最後の場面、決戦の振り付けが残っている。
この振りをマスターするのは大変だった。特に私は・・・。
リズムや身体の使い方が早い、先生は普通だろうが・・・最初の方を覚えたと思って後半の振り付けに入ったら、前半を忘れている。
先生に何度も聞けないので、振り付け助手に聞いたり、共演者に聞いたりし、教えて貰う。2時間も経つと頭はパニック!その状態で、なおもつづく振り付け。私は疲労困ぱい。

やっと終わり、「さぁ、プロローグからラストまでいきまーす。」荒通しだ。
最後の決戦の振りが完全じゃないのに、かくして始まる荒通し。

歌い踊り、語り、セットの転換。台本とにらめっこしながらラストにきた。
もう忘れている決戦の振り付け・・・。
部分的にわかっているところを頼にして踊るが、わからない。隣をみてもわからない。上手、下手を見回すとみんな違っている。誰が正確か、わからなーい。ただし、共演の名誉の為、ちゃんと踊っていた人はいるはず。

かくして、荒通しは終わった。

次の稽古までに覚える為に、振り付けを共演者に頼みビデオに収めさせてもらい、ひと月後に再開。
私は違う舞台の旅先で、公演が終わってから思い出し稽古。
「やっとできたー。」と思ったら、『決戦の場面は全面的に振り付けし直します』の連絡があり、愕然とする。
「まぁ、無駄にはならないでしょう!」と切り替えていこうとなぐさめている。

さて、次からは坊っちゃん劇場の稽古になります。