島人が鶴姫を探している。馬に乗って、森へ・・・いや、海か?崖っぷちだ!木に登っているとかなんとかで、島中は大騒ぎ。
そこへ「エイッ ヤァ!」と勇ましく気合いの入った声。
なんと鶴姫は、剣術の稽古で水軍の武者と手合わせをしているではないか!
母・妙林は、「はしたない!鶴のように美しく、そしておしとやかに・・・」と願っている。
次兄・安房は、「男も見とれる勇ましさ!鶴のごとく高く飛べ!」と微笑ましくみている。
島人は、「馬弓どれをとっても一流。はたまた、踊る姿は天女。心は優しい、笑顔は花のよう!」
とにかくみんなから好かれている、まぁアイドル的存在。
大きくなった鶴姫を、違う視点からみている長兄・安舎がいる。(これは私が演じています)
みんなは知らないだろう。父上が言っておられた謎めいた言葉・・・
「鶴は龍神の申し子。この子は大きなさだめを持っている」
この言葉を、安舎は深くかみしめていた。
日毎、亡き父上の声が増してくる。鶴に対しての色んな思いが錯綜している。
みんなは知らないだろう。父上が言っておられた謎めいた言葉・・・
「鶴は龍神の申し子。この子は大きなさだめを持っている」
この言葉を、安舎は深くかみしめていた。
日毎、亡き父上の声が増してくる。鶴に対しての色んな思いが錯綜している。
そんなところへ次の人物登場!
誰でしょう。そんな勿体ぶらなくてもと思うけど、次回へ・・・。
秋田の稽古は、朝から「エイッ ヤァ!」の声。立ち回りの基本である殺陣の稽古・剣術です。
水軍の武者になれば、腰に刀をさし、太刀さばきが必要なのです。
声づくりなどやってから、芝居の絡みをしながら転換稽古。
これは重要。
なんせ、台が2つに分かれたかと思うと、それぞれをクルクルまわし、次に合わせるときは違う面なのだ。
パズルみたいだ。各場面ごとに、違う形になる。
では誰が動かすか・・・それは、登場人物がセットアップする。
また別の転換では、このときに手が空いているのは誰か、台本をみて自己申告。
加えて、着替えをする時間も考えておかないといけない。
このセットアップが出来なければ、次の場面は進行しない。
頭の中は、台詞よりもセット転換で一杯!
そんな秋田の稽古でした。
ではまた。