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2008年7月19日土曜日

「トラトラヘッポコ大冒険」










ミュージカル
「トラトラヘッポコ大冒険」を昨日観劇した。
劇団研究生2年生による発表会。

もともとこれは、小学校低学年向けの児童劇なのだが、
実はこれは、凄い作品なのだ。

「和太鼓」がシーンの各所で演奏される。
そしてそれが、ストーリーの横軸になっている。

昨今、和太鼓が大人気だが。
だが!(曾良の見て聞いた限りでは)
迫力で勝負の演奏、巧さをアピールする演奏、ばかりが多くて私としては、
「すごい!」「うまい!」
とは思うけれど
「この演奏で何を伝えたいんですか?」
と思うことが少なからずあった。

が、この作品には「太鼓哲学」?がある。

古来、日本の太鼓は、神に願い事がある時に、神を呼び出す為にたたかれた。
音の一つ一つに願いが込められている訳だ。
その、現代的意味をこのミュージカルは問うている。

ストーリーの中では、そんな意味も知らずに、
いい加減に、面白おかしくたたく奴がいて、
しかし、冒険の末に、
彼は友達のために命を賭してたたく事になる。







このように、和太鼓の本来の意味を横軸に、
友情のあり方を縦軸にこの作品は構成されている。











研究生の(もはや曾良には望むべくもない)フレッシュな演技と、
わが劇団のなくしてはならないコンセプト、を思い知った
「トラトラヘッポコ大冒険」
であった。